どうもSUYです。
今回は、東北地方に外灯周りの採集をしましたので、採集記録として残したいと思います。
遠征版採集目標
ミヤマクワガタ→70mm
ノコギリクワガタ→70mm
コクワガタ→50mm
アカアシクワガタ→50mm
スジクワガタ→37mm
ヒメオオクワガタ→50mm
オオクワガタ
→ペアでの採集(一先ず採集は困難と思われるので♂のサイズは問わない)
カブトムシ→84mm
となります。是非とも目標に届くような個体が採れたらと思いますね!
というわけで今回は、人生初の"天然オオクワガタ"を求めて、日本国内で現在でも採集報告が多数ある東北地方を周ろうと決めました。東北よりも近い山梨や長野、新潟も考えたのですが、今回は東北地方を選択しました。ネットやGoogleマップなど駆使して下調べを入念に済ませポイントを絞りました。
とは言ったもののネットで調べたところでもちろん情報はほぼ皆無なのでとある方法で7割方周る場所を絞っています。そこから実際にマップなどで現地の雰囲気などを見てここを回ろうと判断するような感じですね。この方法でやってる方が大多数だと勝手に思っていますが、せっかく今回見つけたポイントが競争率高くなるのが怖いので言いません💦
ポイントを絞っただけで、もちろんその場所で採集できるかも分からないのでそればかりは実際に狙いの種を採集でもするか、死骸でも見つけるかがないと判断しづらいものはありますね。これは離島なんかでも同じことが言えますね。
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新潟や東北地方はライトトラップが禁止されている地域もあるほど昆虫採集に対して良いイメージを持たれていない人もいます。
現に、
・私有地に入る
・公道で焚く
・立ち入り禁止場所に入る
・民家近くで焚く
…など、近隣の迷惑になる行為をされる方が目立ったためであり、現在禁止されていなくとも今後禁止される地域がさらに増える可能性も高いです。
外灯周りはまだ近隣への迷惑行為が少ない採集方法ではありますが、それでも立ち入り禁止場所や私有地に入ることはトラブルの元になりかねないので(普通に考えて当たり前なんですけどね…💦)、節度を持って採集を行いたいですね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
話を戻して…
今回は月齢も良かったので、しっかりと成果を得られました。
予め言っておきますが、東北地方もLEDがかなり多くほとんどと言っていいほど蛍光灯や水銀灯がない中、昼間のうちに下見し外灯を周ったところなんとか少しだけ蛍光灯?を見つけたのでそこを中心に回りました。
当方神奈川県に住んでいるので、何時間もかけて車で行きました。
いや〜、東北初めて行きましたが結構遠かったですね😆
茨城や新潟までは何度か行ったことあったんですけどね。道中SA等でご当地のものを食べたりして少しゆっくり行きました。
こんな場所。
あんまり風景の写真撮っておらず、掲載できるような画像がこれしかありませんでした😅
朝出て夕方着いたので着いた時にはすでに薄暗くなっていました。
当たり前ですが、雰囲気が神奈川東部とは全く違いますね。いい景色です。
現地は最高気温28℃、最低気温15℃と記載されています。
では、外灯周りスタート。
20時前より開始。
この時点で気温20℃、湿度80%弱、風1〜2m。
まずはオレンジ灯とLEDが混じったエリアを見てみるが小虫は飛んでいるものの、甲虫の飛来はなかった。周りは山で雰囲気は良いものの、やはりこういった外灯は飛来は少ないのでは?と感じた。
ここでは残念ながら飛来はなし。
後から考えてみれば、小型のミヤマ♂の死骸があったのでもう一度来てみればいたかもしれない。
その後、場所を少し移動してLEDっぽくない外灯が点在するエリアを見るとここでようやく…
ここでようやくコクワ♀を数頭見ることができた。
しかし、やはり数が少ない。この時点で20時過ぎ。まだ時間が少し早いのか…と思っていると…
小型のミヤマ♂を発見!
ここでは初のミヤマで、小さいながら嬉しかった。自分のポイント選びが間違っていなかったことを確信した。
ただ、この時点では今回の目標の一つであるオオクワガタの痕跡がなく、大喜びとは言えないが…笑
また少し移動すると…
小型のミヤマをいくつか発見した。
ちなみに、この時点ですでに何人か別の採集者を見かけており本命の採集は困難を極めそうな雰囲気ではあるが、逆に言えばここでオオクワガタが採れるのではないかという疑惑がより確信に近づいてきた。
外灯上を見上げると、大型のクワガタが飛来して旋回しているのが見えた。少し茶色っぽく見えるのでミヤマ♂のようだ。少しすると足元に落ちてきた。キャッチはできなかったが、すり抜けた手のすぐ真後ろに着地したのが見えたので拾い上げると…
大型のミヤマ♂!
70mmあるかないかであろう。久しぶりに見た大型のミヤマに興奮が止まらない。ノギスを持ってくるのを忘れたので、計測できないのが残念だ。
すぐ近くにもう一つ電灯があるので足元を探してみると…
あ…!これは!
この黒光する前胸、大きな頭部は間違いなくオオクワ!
この付近に生息している…!
しかし、残念ながらここでは中型のミヤマ♂とコクワをいくつか発見するのみで"本命"は見つけられなかった。
しかし、死骸を見つけることができたのであとは生きた本命を見つけるのみ…!
ここでさらに探索に気合が入る。
少し場所を移動し…
トンネルすぐ横のLEDの電灯。蛾が少し飛び回っていたので、足元を探してみるが何もいない。
すぐ後、このLEDの回りを飛び回る大きめの甲虫の姿が見えたので目で追うと…どうやら黒光するクワガタのメスのようでミヤマ♀のようだった。ミヤマ♂はいくつか見たが、♀は初めてだったので是非とも捕りたい。
数分飛び回って、その後ようやく灯りから4〜5mほどのトンネル入り口に着地した。目で追っていたので着地点ははっきりしている…!
「はッ…!」
と驚きと喜びが入り混じった声がすぐ横のトンネル内に響き渡った。黒光する前胸、明瞭なスジ。それは紛れもなく"オオクワガタ"の♀…!
ちゃんと翅しまう前に写真撮れました!(笑)
Wildオオクワ採集にとっては地味に大事なことだと思ってます。
--------------------
ちょっと見つけた後の感想いいですかね…😅
何より一番驚いているのはこのオオクワが、集まりにくいと言われているLEDに飛来してきたことですね。正直、LEDバカにできないと思ってしまいましたね。いやいや、というかもう手に取った後ず〜っと「LEDバカにできないわ!」って言ってました🤣当分口癖になるかと(笑)
何時間もかけてここまで来てよかったって思いましたね。運が良すぎてこれ以上何も望みません。というか、申し訳なさすぎて望む気になれないっす(笑)
なんかもうこの時点で感無量なんですよね。
♂も欲しいので一応粘りはしますけど、もう正直今回はこれでいいかなって思ってしまいましたね。一応この後も採集記続きます。
--------------------
そんなわけで、本命であるオオクワ♀を採集し、喜びもひとしおで、この後も外灯を回るが、正直これ以上望めない雰囲気になってしまった。
この外灯がおそらくこの日一番の飛来数だった。
他にも小型のミヤマやコクワなど複数見ることができた。こちらのミヤマはリリースしたものの60〜64mmくらいの個体で冠状突起がよく発達した見栄えの良い個体だった。
トンネル付近の外灯下にて。
トンネル横の外灯に来た後、トンネル灯りに寄せられたのか?トンネル内にて。
小型ミヤマが続く。数は見れるのだが、ほぼ♂で小型ばかりだ。
この個体もかなり大きい。先ほどの個体と同じくらいか少し小さいくらい?この個体はエゾ寄りの基本型だろうか。野外としては珍しくピンホールがある。
コクワ♂本日最大個体。しかしあっても40mm前半といったところだろう。コクワはいくつか見たが、♂少なめで♀の方が多かった。その♂も30mm以下のものが多かった。
これなら地元の方が大きいの見れるなぁ(笑)
実は今回、ミヤマ♀はこの個体のみ。結構小さかったので30mmくらいだと思う。
この後は移動して少し標高を下げて外灯周りをすると今度はノコギリを複数見ることができた。
標高を下げるとノコギリを複数見ることができ、標高によって個体数が大きく変わり、上手く棲み分けしているのが良く分かる。しかし標高が低くなるとそもそも目ぼしい外灯があまりなく採集は困難を極めた。
そして、何度も競合者を見かけていたがここで初めて挨拶できる距離で競合者と遭遇したのでお話しすると、どうやら付近でオオクワ♀を採集した家族連れの方がいたようだ。話しかけたところちょうどオオクワ♀を採集したところだった感じだ。
この方がたまたま現地の方だったようで色々お話ししました〜
神奈川では滅多にお目にかかれない水生昆虫のガムシ。一瞬、来た!と思ってしまった。川沿いの外灯下にて。
0時を過ぎると、急激に冷えてしまったのもあり個体数が一気に減ってしまった。途中眠気が半端なくなり1.5時間ほど仮眠を取り、朝方もう一度回ることにしたが、朝方はあまりに寒すぎて半袖ではいられないほどでクワガタどころではない感じであった。できればWildのオオクワ♂を見てみたかったが、今回はこれで十分満足な結果であったと思う。
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今回の採集でも持ち帰り個体はごく僅かです。
仕事先の人に頼まれていたミヤマとノコギリ、大型ミヤマとオオクワ♀、コクワ大型ペアのみ持ち帰り他は全てスルー&リリースしています。
新潟や東北地方はライトトラップが禁止されている地域もあるほど昆虫採集に対して良いイメージを持たれていない人もいます。
現に、
・私有地に入る
・公道で焚く
・立ち入り禁止場所に入る
・民家近くで焚く
…など、近隣の迷惑になる行為をされる方が目立ったためであり、現在禁止されていなくとも今後禁止される地域がさらに増える可能性も高いです。
外灯周りはまだ近隣への迷惑行為が少ない採集方法ではありますが、それでも節度を持って採集を行いたいですね。
最後に、振り返りをして終わりたいと思います。
一番最初に採集した大型ミヤマ♂(エゾ型)
→67.0mm
二番目に採集した大型ミヤマ♂(基本型)
→67.4mm
オオクワ♀
→35mm
ノコギリ♂
→61.5mm
♀→最大35mm台
コクワ♂42mm台
♀29mm台
でした!
このご時世の外灯周りにしては大型が採集できたと思いますね😁
また来月も外灯回りに来ますので、一先ずこれで締めたいと思います。
最後に、素晴らしき東北の自然に感謝です‼️
ではでは(・ω・)ノ
今回は、東北地方に外灯周りの採集をしましたので、採集記録として残したいと思います。
遠征版採集目標
ミヤマクワガタ→70mm
ノコギリクワガタ→70mm
コクワガタ→50mm
アカアシクワガタ→50mm
スジクワガタ→37mm
ヒメオオクワガタ→50mm
オオクワガタ
→ペアでの採集(一先ず採集は困難と思われるので♂のサイズは問わない)
カブトムシ→84mm
となります。是非とも目標に届くような個体が採れたらと思いますね!
というわけで今回は、人生初の"天然オオクワガタ"を求めて、日本国内で現在でも採集報告が多数ある東北地方を周ろうと決めました。東北よりも近い山梨や長野、新潟も考えたのですが、今回は東北地方を選択しました。ネットやGoogleマップなど駆使して下調べを入念に済ませポイントを絞りました。
とは言ったもののネットで調べたところでもちろん情報はほぼ皆無なのでとある方法で7割方周る場所を絞っています。そこから実際にマップなどで現地の雰囲気などを見てここを回ろうと判断するような感じですね。この方法でやってる方が大多数だと勝手に思っていますが、せっかく今回見つけたポイントが競争率高くなるのが怖いので言いません💦
ポイントを絞っただけで、もちろんその場所で採集できるかも分からないのでそればかりは実際に狙いの種を採集でもするか、死骸でも見つけるかがないと判断しづらいものはありますね。これは離島なんかでも同じことが言えますね。
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新潟や東北地方はライトトラップが禁止されている地域もあるほど昆虫採集に対して良いイメージを持たれていない人もいます。
現に、
・私有地に入る
・公道で焚く
・立ち入り禁止場所に入る
・民家近くで焚く
…など、近隣の迷惑になる行為をされる方が目立ったためであり、現在禁止されていなくとも今後禁止される地域がさらに増える可能性も高いです。
外灯周りはまだ近隣への迷惑行為が少ない採集方法ではありますが、それでも立ち入り禁止場所や私有地に入ることはトラブルの元になりかねないので(普通に考えて当たり前なんですけどね…💦)、節度を持って採集を行いたいですね。
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話を戻して…
今回は月齢も良かったので、しっかりと成果を得られました。
予め言っておきますが、東北地方もLEDがかなり多くほとんどと言っていいほど蛍光灯や水銀灯がない中、昼間のうちに下見し外灯を周ったところなんとか少しだけ蛍光灯?を見つけたのでそこを中心に回りました。
当方神奈川県に住んでいるので、何時間もかけて車で行きました。
いや〜、東北初めて行きましたが結構遠かったですね😆
茨城や新潟までは何度か行ったことあったんですけどね。道中SA等でご当地のものを食べたりして少しゆっくり行きました。
こんな場所。
あんまり風景の写真撮っておらず、掲載できるような画像がこれしかありませんでした😅
朝出て夕方着いたので着いた時にはすでに薄暗くなっていました。
当たり前ですが、雰囲気が神奈川東部とは全く違いますね。いい景色です。
現地は最高気温28℃、最低気温15℃と記載されています。
では、外灯周りスタート。
20時前より開始。
この時点で気温20℃、湿度80%弱、風1〜2m。
まずはオレンジ灯とLEDが混じったエリアを見てみるが小虫は飛んでいるものの、甲虫の飛来はなかった。周りは山で雰囲気は良いものの、やはりこういった外灯は飛来は少ないのでは?と感じた。
ここでは残念ながら飛来はなし。
後から考えてみれば、小型のミヤマ♂の死骸があったのでもう一度来てみればいたかもしれない。
その後、場所を少し移動してLEDっぽくない外灯が点在するエリアを見るとここでようやく…
ここでようやくコクワ♀を数頭見ることができた。
しかし、やはり数が少ない。この時点で20時過ぎ。まだ時間が少し早いのか…と思っていると…
小型のミヤマ♂を発見!
ここでは初のミヤマで、小さいながら嬉しかった。自分のポイント選びが間違っていなかったことを確信した。
ただ、この時点では今回の目標の一つであるオオクワガタの痕跡がなく、大喜びとは言えないが…笑
また少し移動すると…
小型のミヤマをいくつか発見した。
ちなみに、この時点ですでに何人か別の採集者を見かけており本命の採集は困難を極めそうな雰囲気ではあるが、逆に言えばここでオオクワガタが採れるのではないかという疑惑がより確信に近づいてきた。
外灯上を見上げると、大型のクワガタが飛来して旋回しているのが見えた。少し茶色っぽく見えるのでミヤマ♂のようだ。少しすると足元に落ちてきた。キャッチはできなかったが、すり抜けた手のすぐ真後ろに着地したのが見えたので拾い上げると…
大型のミヤマ♂!
70mmあるかないかであろう。久しぶりに見た大型のミヤマに興奮が止まらない。ノギスを持ってくるのを忘れたので、計測できないのが残念だ。
すぐ近くにもう一つ電灯があるので足元を探してみると…
あ…!これは!
この黒光する前胸、大きな頭部は間違いなくオオクワ!
この付近に生息している…!
しかし、残念ながらここでは中型のミヤマ♂とコクワをいくつか発見するのみで"本命"は見つけられなかった。
しかし、死骸を見つけることができたのであとは生きた本命を見つけるのみ…!
ここでさらに探索に気合が入る。
少し場所を移動し…
トンネルすぐ横のLEDの電灯。蛾が少し飛び回っていたので、足元を探してみるが何もいない。
すぐ後、このLEDの回りを飛び回る大きめの甲虫の姿が見えたので目で追うと…どうやら黒光するクワガタのメスのようでミヤマ♀のようだった。ミヤマ♂はいくつか見たが、♀は初めてだったので是非とも捕りたい。
数分飛び回って、その後ようやく灯りから4〜5mほどのトンネル入り口に着地した。目で追っていたので着地点ははっきりしている…!
「はッ…!」
と驚きと喜びが入り混じった声がすぐ横のトンネル内に響き渡った。黒光する前胸、明瞭なスジ。それは紛れもなく"オオクワガタ"の♀…!
ちゃんと翅しまう前に写真撮れました!(笑)
Wildオオクワ採集にとっては地味に大事なことだと思ってます。
--------------------
ちょっと見つけた後の感想いいですかね…😅
何より一番驚いているのはこのオオクワが、集まりにくいと言われているLEDに飛来してきたことですね。正直、LEDバカにできないと思ってしまいましたね。
何時間もかけてここまで来てよかったって思いましたね。運が良すぎてこれ以上何も望みません。というか、申し訳なさすぎて望む気になれないっす(笑)
なんかもうこの時点で感無量なんですよね。
♂も欲しいので一応粘りはしますけど、もう正直今回はこれでいいかなって思ってしまいましたね。一応この後も採集記続きます。
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そんなわけで、本命であるオオクワ♀を採集し、喜びもひとしおで、この後も外灯を回るが、正直これ以上望めない雰囲気になってしまった。
この外灯がおそらくこの日一番の飛来数だった。
他にも小型のミヤマやコクワなど複数見ることができた。こちらのミヤマはリリースしたものの60〜64mmくらいの個体で冠状突起がよく発達した見栄えの良い個体だった。
トンネル付近の外灯下にて。
トンネル横の外灯に来た後、トンネル灯りに寄せられたのか?トンネル内にて。
小型ミヤマが続く。数は見れるのだが、ほぼ♂で小型ばかりだ。
この個体もかなり大きい。先ほどの個体と同じくらいか少し小さいくらい?この個体はエゾ寄りの基本型だろうか。野外としては珍しくピンホールがある。
コクワ♂本日最大個体。しかしあっても40mm前半といったところだろう。コクワはいくつか見たが、♂少なめで♀の方が多かった。その♂も30mm以下のものが多かった。
実は今回、ミヤマ♀はこの個体のみ。結構小さかったので30mmくらいだと思う。
この後は移動して少し標高を下げて外灯周りをすると今度はノコギリを複数見ることができた。
標高を下げるとノコギリを複数見ることができ、標高によって個体数が大きく変わり、上手く棲み分けしているのが良く分かる。しかし標高が低くなるとそもそも目ぼしい外灯があまりなく採集は困難を極めた。
そして、何度も競合者を見かけていたがここで初めて挨拶できる距離で競合者と遭遇したのでお話しすると、どうやら付近でオオクワ♀を採集した家族連れの方がいたようだ。話しかけたところちょうどオオクワ♀を採集したところだった感じだ。
この方がたまたま現地の方だったようで色々お話ししました〜
神奈川では滅多にお目にかかれない水生昆虫のガムシ。一瞬、来た!と思ってしまった。川沿いの外灯下にて。
0時を過ぎると、急激に冷えてしまったのもあり個体数が一気に減ってしまった。途中眠気が半端なくなり1.5時間ほど仮眠を取り、朝方もう一度回ることにしたが、朝方はあまりに寒すぎて半袖ではいられないほどでクワガタどころではない感じであった。できればWildのオオクワ♂を見てみたかったが、今回はこれで十分満足な結果であったと思う。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回の採集でも持ち帰り個体はごく僅かです。
仕事先の人に頼まれていたミヤマとノコギリ、大型ミヤマとオオクワ♀、コクワ大型ペアのみ持ち帰り他は全てスルー&リリースしています。
新潟や東北地方はライトトラップが禁止されている地域もあるほど昆虫採集に対して良いイメージを持たれていない人もいます。
現に、
・私有地に入る
・公道で焚く
・立ち入り禁止場所に入る
・民家近くで焚く
…など、近隣の迷惑になる行為をされる方が目立ったためであり、現在禁止されていなくとも今後禁止される地域がさらに増える可能性も高いです。
外灯周りはまだ近隣への迷惑行為が少ない採集方法ではありますが、それでも節度を持って採集を行いたいですね。
最後に、振り返りをして終わりたいと思います。
一番最初に採集した大型ミヤマ♂(エゾ型)
→67.0mm
二番目に採集した大型ミヤマ♂(基本型)
→67.4mm
オオクワ♀
→35mm
ノコギリ♂
→61.5mm
♀→最大35mm台
コクワ♂42mm台
♀29mm台
でした!
このご時世の外灯周りにしては大型が採集できたと思いますね😁
また来月も外灯回りに来ますので、一先ずこれで締めたいと思います。
最後に、素晴らしき東北の自然に感謝です‼️
ではでは(・ω・)ノ