2014年10月

だいぶ遅くなってしまいましたが、茨城県産オオクワガタの羽化発表をしたいと思います。

7〜8月には全て羽化していました!
1400ccボトルに入れた個体は、ボトルの真ん中の側面から見えないところに蛹室を作り、羽化していたのでいつ羽化したかは全くわからないが、8月に確認した時には全て羽化していました。

幼虫時最終体重はNo.4の23gでしたね!
そこまで大きくはならなかったですが、十分頑張ったのではないでしょうか!

サイズや大あご体長比を細かく測り、比べました。

では、写真貼っていきますよ!
ちなみに細い材に乗せて、その下はビニール袋(材からボロボロと屑が落ちてくるため)というすごい斬新なバックですがお許しくださいm(_ _)m

サイズは68.7〜72.8mmでした。
特別大きいものではないですが…

では、紹介していきましょう!


No.1
3齢頭幅:11.5mm
9/26→12/23→4/12
800cc→1400cc→1400cc
2齢中期→16g→20g

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サイズは、71.8mm


No.2
3齢頭幅:11.5mm
9/26→12/23→2/25
800cc→800cc→800cc
2齢中期→16g→22g

この個体は羽化後すぐに蛹室内で死んでしまいました。まだ、暴いてないですが先日見てみると…

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こんなになってました(笑)
初めてここまででかくなったな…(笑)



No.3
3齢頭幅:11.0mm
9/26→12/23→2/25
800cc→800cc→800cc
2齢→14g→19g

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サイズは、70.0mm


No.4
3齢頭幅:11.5mm
9/26→12/23→4/12
800cc→1400cc→1400cc
2齢→17g→23g

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サイズは、72.8mm
No.5と同サイズで最大です。


No.5
3齢頭幅:12.0mm
9/26→12/23→4/12
800cc→1400cc→1400cc
2齢→19g→21g

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72.8mmです。
この個体とNo.4が同サイズで最大でした。


No.6
3齢頭幅:12.0mm
9/26→12/23→2/25
800cc→800cc→1400cc
1齢→4g→16g

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サイズは、68.7mm


以上5個体になります。
やはり、親の特徴であった太短めの大あごが子にも受け継がれてる感じですね〜。
個人的には山梨産のような太すぎず細すぎずのちょうどいい個体がいいと思っていましたが、実際に手にとってみると太短いのもかっこいいなと気付かされました!


もともと自分は、国産オオクワには興味なかったのですが、友達が好きで飼っていたの幼虫をくれると言っていたので、せっかくだしと貰ったのが始まりですね!

個人的には一番大きかったNo.5の72.8mmが一番かっこいいと思います。
太い大あごを持っていながらちょうど良い長さなのがいいですね!



実際、最終体重23gで一番重かったNo.4は72.8mmで最終体重21gだったNo.5と同じでした。
しかし、No.5は頭幅12.0mmあり、No.4は11.5mmでした。
比べるとNo.5の方が大あごが長いため最終体重差は出ても大あごの長さで追いついたと仮定できます。


同じく、3齢時に12.0mmの頭幅を持っていたNo.6も68.7mmと小さいですが大あごは72.8mmのNo.5と同じくらい立派です。ちょっと不全ですけどね。しかし、遺伝的には問題ないでしょう!


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今回、無事羽化した5頭を幼虫時の頭幅と体長と大あごの長さ比で比べたものです。

頭幅の大きい幼虫は成虫になった時、長い大あごになると期待できるということがこれでわかると思います!
しかし、これを見る限りでは幼虫時の頭幅は成虫の大あご長が特に関係するようであり、体長には関係があまり見られないみたいです。

しかし、体長は幼虫時の体重に大きく関係してくると思うので頭幅が大きい幼虫が重い幼虫に育ちやすいというのはあるかもしれませんが、やはり3齢時の環境によっても変わってくるみたいですね。

それと、後々気づきましたが、この血筋は大あごが太短くなる傾向が強いので、大あご/体長比が恐らく小さいと思います。まあ、あくまで参考程度でお願いします。


と、かなり語ってしまいましたが、オオクワの魅力は語っても語りきれないものだと個人的に思い知らされましたね!


ちなみに、話が変わりますが…
iPhone4SからiPhone6plusに機種変しちゃいました!
クワガタは動き回るので上手く撮るのは難しいですが、こなせばかなり綺麗な写真が撮れると思います!
可能性を感じました!

…肝心なことを忘れていましたが、♀がいないんですよねΣ(゚д゚lll)
友達は2♀いるからくれないかな…
と期待してしまいます。(笑)


とりあえず、この辺にしましょうか。

毎度言いますが、あくまでここで記していることは飼育考察の一つであり完全な正解ではないと思います。参考程度に考えていただければ嬉しいです!

ではでは!

ヤバイです…。
またまた増種してしまいました( ̄▽ ̄)

もうこれで最後にします。
当分は増やさないと約束します!


というわけで紹介していきましょう!


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レギウスオオツヤクワガタです!
学名:Mesotopus regius

レギウスオオツヤクワガタと書いていいのかよくわからないですが(笑)
とりあえず、ここではレギウスorレギウスオオツヤと呼ぶことにしますか。

学名であるregiusですが、もしかしたら"レギウス"ではなく、"レジアス"と読むのが正しいのかもしれないですね(笑)

トヨタのワンボックスの自動車でレジアスというのがあるらしく、regiusの綴りが同じなので…。

regiusはラテン語で「華麗な」、「すばらしい」という意味らしいです。言われてみればそうかも!と思いますね(笑)


レギウスはタランドゥスとは違い、大アゴに大きな湾曲がなく前に伸びるのが特徴ですね!

この大アゴが個人的には好きですのでタランドゥスではなく、あえて少し値段が高くてもレギウスを選ぶことにした次第です!

いやぁ…
初めて間近でメソトプス属見ましたがすっっっごいテッカテカしてますね!!

しかも、本当にバイブレーションのようにブルブル震えるんですね!ケースに当たってると携帯鳴ったかと思うくらいですよ(笑)

もう感動ものです!

まあ、そんな話はさておき…
個体紹介していきましょう!


カメルーン産 F3

♂76mm
2014年3月羽化

♀50mm
2013年12月羽化


♂はそこそこの大きさですが、♀はまあまあデカイですね!


羽化して半年以上経っていますので、後食しているみたいですし、十分成熟もしているみたいですね!


購入して届いたのは昨日でそのまま雌雄一緒にしたところ交尾していたのを確認しました!
一応、もう少し同居させ、状態を見て♀を産卵セットに投入したいと思います。

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メイトガード中のレギウスオオツヤペア


今回、カワラ植菌材も一緒に購入したのでとりあえずそれで、産卵セットを組んでみることにします。

最初は卵で取り出すことにします。

おそらく何度かセットすると思いますのでセットするときにその都度UPしていきたいと思っています。


ではでは!(・ω・)ノ

今日2回目の更新になります!


ここ最近、大学の学祭で忙しかったのでできなかった…ニジイロクワガタの割り出しを昨日実施しました!


セット内には見た感じでは10頭位いてちょうどいいんじゃないかな?
と思っていたら…

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これっぽっちしか出てこないんですけど…(笑)
友達にも1ペア位あげたいからもうちょい欲しかったですよ〜(T_T)

ちなみに全て2齢幼虫でした。

とりあえず、5頭だけなら購入した500ccの菌糸4本と詰めた菌糸800cc1本に投入します!

ちなみに今回使用する菌糸は大夢Bです!
いつも使っているのでもうお馴染みですね。
たまには通販とかで売ってたりするオリジナル菌糸みたいなものを使ってみたいですね!

コクワあたりで試してみますか〜(笑)


ちなみに大夢Bのブロックから800cc5本ができました!
2本はすでに菌が回っていますがあとの3本はまだ回りきっていないです。

本当は菌が回りきって安定した状態で投入するのがベストなのですが、1ヶ月以上置いて安定した菌糸と菌が回りたての新しい菌糸どちらが良いのか気になるのもあったのでちょうどよかったです!


では、いつものように頭幅を測り、No.を付けて管理していきます!
体重はさすがにまだ計っても1gかそれ以下だと思うので計りませんでした。
最初に割り出した幼虫の写真貼ってるので個々の幼虫の写真は撮ってないです。面倒くさかったんです(^^;;



No.1
頭幅:5.0mm
クリアボトル500cc

No.2
頭幅:4.5mm
クリアボトル500cc

No.3
頭幅:4.8mm
クリアボトル500cc

No.4
頭幅:4.3mm
クリアボトル500cc

No.5
頭幅:4.9mm
クリアボトル800cc



もう一度、産卵セットを組みました。
そのまま元の産卵セットを加水し固詰めし直しました!

しかし、♀の元気があまりないのが気になります。
さすがにもう少し産んでほしいですね(^^;;



次の交換は2ヶ月後にしようと思います。幼虫の食べ具合によって変えるとは思いますが。


ではでは!

題名のとおり、レベンタドールリッキーのマット替えを行いました!


最初の予想では2♂1♀だったんですが、見た感じでは1♂2♀っぽい感じでした。

とりあえず、交換していきましょう!

今回も使うマットはRTN製兜土と廃菌床を2:1の割合で混ぜたものを用いました。

廃菌床は前回使ったものと同じオオクワに使用した大夢Bです。この廃菌床はすでに使用から半年ほど経ったものです。

今回は食痕の部分はあまり使わず、菌糸が比較的綺麗に残っている部分を使うことにしました。

再発酵の確認と菌糸をマットになじませる(?)ために数日は置きます。


3日置きましたが再発酵等もないようなので交換していきましょう!
…ところが!
1頭目交換中にあることに気づいてしまう…

計量秤が点かない!

恐らく電池切れなのでしょう。
なので1頭のみそのまま交換し、他の幼虫は後日交換という感じになりました。

ちなみに電池を交換したら点きましたね!

ということなので、No.1の幼虫のみ体重を測っていません。目測では45gってところですかね?



No.1
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頭幅:15.4mm
体重:45g?
投入ケースサイズ:小ケース(コバシャ)


この幼虫は2齢の時点で♀と判断した幼虫です。やはり♀でしたね!
この大きさで、大きな国産カブト幼虫と同じくらいですからね〜(笑)

頭幅このくらいあればでかい!みたいなのがあんまりわからないです(ー ー;)


No.2と3は昨日交換しました!
マット作成から18日での投入になります。



No.2
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頭幅:15.8mm
体重:50g
投入ケースサイズ:小ケース


2齢時には♂と判別したのですが…
♀にしてはでかいような気がするのですが…

しかし、3節目の窪みがないので♀なのですかね〜?

♀となるとまあまあ大きそうですね!



No.3
2014-10-13-12-14-20


頭幅:17.0mm
体重:62g
投入ケースサイズ:大ケース


これは間違いなく♂でしょう!
3節目の窪みもあります。

秤にあるマットとフンで2g位あるんじゃないの?っていうのは言ってはいけないというのがお約束ということで(・ω・)ノ

ちなみに、頭幅17.0mmはそんなに大きくないと思います。
どこかのブログで「18mmあったら期待できる」みたいなことが書いてあったと思うので。

やはり、オオクワ食痕混ぜマットはあまり有効ではない?
そもそも、食痕を使っているため少し劣化しているのがなんとなくわかります。

そのため、今回は菌糸の残っている部分を多く使ってしまおうと考えたわけです。

何にしても孵化から4ヶ月で62gは悪い伸びということはないと思います。
次回交換でどこまで伸びるかですね!




全員無事潜っていきました!

今回の交換ではこのような結果となりました!
これが果たして良い結果なのかはヘラクレス初心者の自分にはさっぱりわからないですが、とりあえず完品で立派な角を持った成虫になってくれればいいです!

次の交換はマットが目に見えて減ってきたらにしようと思います!
♀はおそらくケースが小さいのですぐに交換になるかもしれないですが♂はVIP待遇の大ケースなので長くもってくれると思います。

それでも、交換は遅くても3ヶ月後にはしようと思います!
次が楽しみですね!


ではでは!( ´ ▽ ` )ノ

先日突然増種したタイワンシカ…
産卵セットに悩むこと数日…
コクワ用に加水していた細めのコナラ材があったのをふと思い出し(加水してずっとほったらかしで忘れてました)、ちょっと触ってみると…

これは、柔らかいぞ!
これならいけるぞ!

なんて思い、その加水方法を思い出した自分は産卵セットを作ることに決めたのです!


てなわけで、前置きがすごく長くなりましたが…
早くもタイワンシカクワガタの産卵セットを組みました!



まずは、材の選定作業から話していきます!

基本的には産卵材は細めの産卵材を複数並べる方が有効だと思いました。

タイワンシカはそんなに大きい種類でもないですし、聞いたところ表面産みということなので太さはそこまで重要ではありません。

なので、家に残っていた細めで柔らかい産卵材を3本選び出し使うことにしました!

2014-10-01-11-19-43

写真の3本です。



次に加水していきますが、熱湯で行います。

最初に話した加水済みの産卵材は熱湯で行っていました。それが柔らかかったので熱湯で加水すると少し柔らかくなるのではないかと考えたわけです。


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ヤカンで沸騰させ、材の入ったバケツにドバドバと入れていきます。
白く湯気が上がっているのが写真でもなんとなくわかると思います。
ちなみにこのバケツは100円ロー◯ンで購入したもので耐熱かはさっぱりわかりません(笑)
でも、使えてましたね〜(笑)


加水しているときは、材から気泡が出てくるので、それが出なくなったら(自分は1.5〜2時間ほどでした)熱湯をぬるま湯にします。
(熱湯を少し捨て水を追加する)

ぬるま湯にしたら、カブトでもクワガタでもいいので幼虫のフンをぬるま湯に溶かして材を浸けます。自分は1時間ほど漬けました。そんなに長くなくてもいいと思います。

これは、有用なバクテリアを材につけ産卵材の軟化およびカビの繁殖を防ぐのに役立ちます。


では、なぜぬるま湯なのでしょうか?

バクテリアは30〜40℃で最も活性化するためぬるま湯にする。人それぞれ感覚は違うと思いますがぬるま湯はだいたい40℃弱ほどです。


そうしたら、丸一日かけて乾燥させて産卵材の下準備は完了です。


あれ?これはバクテリア材作るの?と思われた方もいると思いますが、擬似的なバクテリア材を産卵セット中に作ってしまおうというものです(笑)


シカの産卵セット方法は材を埋めないのが主流と言われていますが、自分は産卵材を埋める方法をとりたいと思います。

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実際のセットはこんな感じですね〜。
使用したマットは産卵1番(旧名:MAXマットスーパー微粒子)で、固めに詰めました。

このマットを上記の処理を施した産卵材に擦り付けます。これをほとんど埋めて完成です。


これを数日起き、メスを投入します。
これで産まなかったらもう知らないですΣ(・□・;)
産んでくれたらいいなぁ…
温度は現在25℃以内で推移しているので常温で管理します。

ではでは!

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